理事長挨拶

小林 洋平

平素はネパール野球ラリグラスの会に温かいご支援を賜りましてありがとうございます。

さて、既にご案内のとおり、現在ネパールではグラウンド建設に向けて動いております。当会は1999年の活動開始以来、19年に渡りネパールとの野球交流活動を続けてまいりましたが、その中で、グラウンドの問題はネパール野球発展の妨げとして常に課題となっており、グラウンド建設はネパールの野球関係者にとって長年の夢でもありました。そして現在、その夢の実現へ第一歩を踏み出したところでございます。

去る12月12日には、グラウンド建設に向けて、建設予定地であるバルバドラ・セカンダリ・スクールで、当会スタッフ、学校運営委員会、地域住民の代表者ら関係者が一堂に介した会議が開催され、グラウンド建設に向けての合意形成がなされました。そして、会議の後には建設予定地で起工式が行われ、ブルドーザーが地面を掘る実演も行われました。思えば、今般のグラウンド建設を計画するに至るまでには、当会が活動を始めてからの長い経緯がございました。活動当初からの経緯につきましては、本編に詳しく掲載しておりますので、そちらをご覧ください。

今般のグラウンド建設を進めるにあたり、様々な準備をしておりますが、その一環として8月下旬からネパール側の中心人物でポカラ・ベースボール・クラブの代表者であるナワラジ・ブジェル氏が来日し、グラウンドに関する勉強をいたしました。帰国後、同氏は現地の関係者と協議を重ね、計画実現にに向けて邁進しております。また、同氏とともに、ネパール代表選手2名が来日し、野球の研修を行いました。彼らの日本滞在中お世話になった皆様に改めてお礼申し上げます。

最後に、常に申し述べていることではございますが、当会の活動理念は一方的な支援ではなく共に成長する「協働」です。今般のグラウンド建設計画に関しましても、現地の人たちと一緒になって計画を進め、現地の人たちの支えとなるよう活動してまいります。本編でも触れておりますが、おかげさまで、昨今のネパール野球では、ネパール人自身の中にネパール野球を良くしたいと考える者が増え、ネパール野球の自立に向けた姿が見えつつあります。

グラウンド建設には多くの皆様のご支援が不可欠です。当会ではグラウンド建設にご協力いただける皆様を募集しております。建設資金募金の目標金額は1000万円とさせていただいており、何卒多くの方にご協力いただき、グラウンド建設を実現させたいと考えております。本来なら、お一人お一人にお願いに上がるところではありますが、この場を借りて、皆様のお力添えを賜りたく存じます。今後とも皆様のご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。


2017年12月
NPO法人 ネパール野球ラリグラスの会 理事長

小林洋平