<ネパール代表選手来日>
ネパール代表選手来日
2017年8月23日から11月19日まで、ネパール代表選手2名が来日し、関西の独立リーグ、ベースボール・ファースト・リーグの球団、06BULLS(ゼロロクブルズ)の練習生となるなど、約3ヶ月に渡り野球の研修を行いました。また、野球の技術のみではなく、ネパールにおけるグラウンド建設に向けて、野球の施設についても知識を深めました。
来日した選手
アニール・パリヤー 捕手、27歳、右投右打 ポカラ・ベースボール・クラブ所属。ネパール野球の活動初期からプレーしている選手。ネパールが出場した3回の国際大会に全て出場。代表チームでは四番打者を務める。 |
マン・クマル・マル 投手・外野手、22歳、左投右打 ネパール国軍所属。2017年のBFA西アジア野球大会で国際大会に初出場。大会ではパキスタン戦、スリランカ戦に登板。強豪相手に好投を見せた。 |
06BULLS(ゼロロクブルズ)
アニール・パリヤー選手とマン・クマル・マル選手が練習に参加した06BULLSは、大阪府東大阪市をホームタウンとする独立リーグの球団で、「東大阪から頂点へ」をスローガンに、地域に根ざした球団を目指しています。監督は元近鉄バファローズの村上隆行氏です。2012年にイッソー・タパ選手が06BULLSでプレーしたことが切っ掛けとなり、当会の活動にもご協力いただいております。
活動の様子
選手の感想
マン・クマル・マル
私は初めての来日でした。ラリグラスの会が私をサポートしていただいたことを大変嬉しく思います。そして、村上監督やコーチのご指導に感謝いたします。皆様、ありがとうございました。
アニール・パリヤー
私は今回が2回目の来日でしたが、素晴らしい人たちの中で、野球について多くのことを学びました。指導していただいた村上監督に感謝いたします。私は大変多くのことを学びました。ネパールに帰ってからは、私がこの3ヶ月間で得たものをみんなに教えていきたいと思います。皆さん、ありがとうございました。
帰国後の活動
3ヶ月間の研修を終えてネパールに帰国した代表選手たちは、帰国後間も無く子どもたちを対象にした野球教室を開催いたしました。日本で学んだことを活かし、ネパール野球の発展のため頑張っています。